住宅を購入してから月日が経つと「設備が古くなってきたからリフォームしたい」「リフォームでもっと暮らしやすくしたい」方が増える一方、「リフォームはまとまった費用が必要だから、中々実行に踏み切れない」という声も聞こえてきます。
しかしそのリフォーム、2024年の国の補助金対象になるかもしれません。
今回は前回の記事「2024年補助金でリフォーム・新築」でもご紹介した2024年の国の補助金対象にもなるリフォームのおすすめ例をご紹介いたします。
最近は季節の変化が大きく「住宅の中にいても夏の暑さや冬の寒さが厳しい」と感じることはありませんか？
普段生活するリビングなどのお部屋は、いつも快適であってほしい……そんな時は、室内を快適な温度に保ちやすくする「断熱リフォーム」がおすすめです。
室温を保ってくれることから冷暖房の使い過ぎを防ぐことにもつながり、光熱費節約にも効果的です。エアコン効率を上げてくれるだけでなく、日々の光熱費対策ができるのは嬉しいですよね。
断熱リフォームには主に以下のような種類がありますので、必要な効果に応じてリフォーム方法を選ぶことで、より快適な室内を実現できます。その他の施策について提案が欲しいという場合にも、是非ご相談ください。
リビングなどのお部屋ではさらにカビや汚れを吸い込んでお部屋の空気をきれいにしてくれる「空気清浄機能や換気機能の付いたエアコン設置」も、断熱リフォームと同時に行うことで補助金対象となります。
冷暖房能力に応じた補助額で、最大2万6000円/台の補助金額となりますので、エアコン設置から約10年経って、そろそろエアコンの寿命時期を迎えるという方は是非あわせてご検討ください。
毎日使うトイレは、住宅の中でも劣化が気になりやすい場所の一つです。
特に便器は古くなり「汚れや傷が不衛生に見える」「掃除の手間を減らしたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
年々進化を続けるトイレは、便器表面のツルツルが保たれることで、きれいな状態を長持ちさせやすいものが増えています。
従来の便器では、トイレのフチ裏などブラシの届かない部分の汚れは諦めていたという方も、掃除のしやすいトイレなら無駄な凹凸を減らすことで汚れを落としやすく、清潔に。
使う度勝手に節水してくれる「節水型トイレ」は使用する水を減らす分、きれいな状態を維持しやすい種類や、掃除のしやすい種類がたくさんあります。節水型トイレへのリフォームは補助金対象となりますので、トイレリフォームをご検討の方は、掃除の手間を減らし節約にもつながる節水型トイレをご検討ください。
また、トイレは新築時に冷暖房をつけなかったという方も多いため、室温が外気に影響されやすい部屋でもあります。
特に寒い時期のトイレは心臓への負担が高くなり、高齢の方を中心に、そのまま死亡してしまうケースも見られます。
断熱窓への交換リフォームで外気温を防ぎやすくなりますので、特にご高齢の方がいらっしゃる場合には是非一度ご検討ください。
リビングから脱衣所、浴室、浴槽……と短時間で温度差の激しい場所を行き来するお風呂では、「ヒートショック」が起きやすいと言われています。
その死亡者数は、なんと交通事故の約2倍。ご高齢の方をはじめ、誰に起きても不思議ではありません。
ヒートショック対策にもなる部屋間の温度差をなくすリフォームは、ご家族の健康のためにもおすすめしたいリフォームです。
特に「窓断熱リフォーム」「高断熱浴槽への交換」などのリフォームは浴室の冷えを軽減し、バスタイムを快適にしてくれるため、ヒートショック対策にも効果的です。
補助金対象としてはその他にも便利な「浴室乾燥機の設置」などがあり、暖房機能付きのものも対象となる場合がありますので、一度ご相談ください。
「ヒートショック対策リフォーム」の記事でも詳しくご紹介しましたが、60歳以上の方や、温度の高い湯船を好む方、長風呂が好きな方、お酒を飲んだあとお風呂に入る方などヒートショックを起こしやすい特徴に当てはまる方は、是非習慣を改善し、温度差を減らすリフォームを行うことをおすすめいたします。
水や熱を必要とするお風呂は意外と水道光熱費を高める原因になっていることも。
省エネリフォームで光熱費を抑えられる場合がありますので、是非ご検討ください。
節湯水栓リフォームや、高効率給湯器（エコキュート、エコジョーズなど）の設置、太陽熱を利用して湯をあたためる太陽熱利用システムの導入などに補助金を使うことができます。
滑りやすいお風呂での転倒は死亡事故にも繋がりかねません。
自分では元気だと思っていても、体調や年齢は日々年々と変わっていくもの。特にお風呂では温度差で脳貧血を起こして、ふとした瞬間立ち眩みで倒れてしまうケースも見られます。
今後年齢を重ねていっても安全にリラックスタイムを味わえるよう、手すりの設置や段差解消リフォームがおすすめです。
バリアフリーリフォームは、断熱リフォームや、お風呂の省エネリフォームでご紹介したエコ住宅設備の設置と同時に行うことで対象となりますので、合わせてご検討ください。
キッチンのリフォームでは、毎日の家事負担を軽減できる様々なリフォーム方法があります。
例えば、対面キッチンにリフォームすることで料理中の導線を快適に。リビングにいる家族とのコミュニケーションも弾みます。
料理中は自動調理対応コンロの機能で、自動で火力を調整。メニューに応じた火加減を調整してくれるので、おいしく調理できます。
料理をつくった後、面倒なのが食器洗いや掃除ですよね。
ビルトイン食器洗い機や掃除しやすいレンジフードの設置リフォームも、補助金対象です。
料理中はもちろん、片付けまで楽になりますので、毎日の家事を少しでも楽にしたいという場合にはキッチンのリフォームがおすすめです。
上記で紹介したキッチンリフォームは、断熱リフォームや節湯水栓の設置をはじめとするエコ設備設置リフォームなどとあわせて行うことで補助金となります。
補助金対象となるリフォームをお考えの場合には、リフォーム方法をご案内いたしますのでお気軽にご相談ください。
その他にも、以下のようなリフォームで補助金が対象となる場合があります。
廊下幅などの拡張・衝撃緩和畳の設置などのバリアフリーリフォーム
宅配ボックスの設置
蓄電池の設置リフォームや、防犯リフォーム
補助金を活用したリフォームはこのように幅広い方に活用いただける内容になっており、非常に人気の補助金事業です。
昨年度も予算上限に達し、早期に終了してしまいましたので、補助金活用リフォームをご検討の場合は是非お早めにご相談ください。
東郊建設では、2024年度も国の補助金を活用したリフォームを承っております。
住宅に合わせたリフォームのご提案や補助金を活用したリフォームプランなど、お気軽にお問い合わせください。丁寧にご案内させていただきます。
是非この機会に、補助金を活用したお得なリフォームをご検討ください。
※今回ご紹介した補助金事業は2023年12月時点の情報です。最新の情報につきましては、「住宅省エネ2024キャンペーン」をご覧ください。
