暮らしに欠かせないキッチン・トイレ・お風呂などの「水回り」。
毎日使用しているとどうしても劣化が目立ちはじめ、古いからこそのお悩みも増えてきますよね。
「掃除がしにくくて汚れやすい」
「省エネ性能が低く、光熱費が高い」
「季節によって寒い・暑い」
など、心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
水回りは10~15年程度が耐用年数となっていることも多く、突然の故障トラブル防止や省エネ性向上、さらに使いやすさアップの観点からも、耐用年数を超えている場合にはリフォームを検討することがおすすめです。
リフォームでは国の補助金を使えることもあります。お得に快適にできるチャンスですが、人気ですぐに予算が終了してしまう場合もあるので、早めの段階で一度確認してみましょう。
今回は国の2025年補助金が活用できる水回りリフォームについてご紹介いたします。
水道光熱費の削減では度々、電化製品の使い方や省エネ性能の高い電化製品に買い替えることが注目されていますが、冬場食材やお皿を洗う時に使用するお湯の使用量を減らすことも効果的です。
そこでご紹介したいのが、補助金も使用できる「節湯(せつゆ)水栓」へのリフォーム。
機器にもよりますが、キッチンの水栓では10%前後の削減率を見込むことができ、中には約30%の節湯効果が見込める水栓もあります。
例えばタッチレス水栓などにリフォームすると、料理中で手が汚れているシーンなどでも水栓に手をかざすだけで吐水/止水ができるため、実際の使用シーンでも大変便利に。
衛生的でエコなリフォームですので、是非ご検討ください。
国の補助金では、「必須工事」と「任意工事」のカテゴリーに分かれており、必須工事のカテゴリーから必ず2種類のリフォームを行うことが補助金の対象条件となります。
節湯水栓リフォームは必須工事のカテゴリーのため、断熱リフォームや、節水トイレ、高断熱浴槽リフォームなど他の必須工事と組み合わせてリフォームしましょう。
料理は意外と行程が多く「毎日多くの時間を取られてしまう」という方も多いですよね。そんな時におすすめなのが、設定温度を自動調節でき、自動調理してくれるコンロへのリフォーム。
メーカーや製品によっても異なりますが、お子さまから大人まで幅広い人気のある焼き餃子やハンバーグをはじめ、煮魚や里芋の煮物など、食卓を彩る一品をつくれるオートメニューが搭載されている機器もあり、メニューを選ぶだけで火力を自動調節してくれます。
気軽に作れるレパートリーが増えて、忙しい方はもちろん、火加減やタイミングの調節が苦手な方の強い味方に。
キッチンの暑さ・寒さ改善につながる断熱リフォームや、節水トイレ、高断熱浴槽リフォームなど補助金事業で必須工事に設定されているリフォーム2種類とあわせて行うことで対象となりますので、お困りごとをまとめて解消していきましょう。
「作るのは楽しくても片付けが億劫」
そんな方におすすめなのが、ビルトイン食洗器や掃除しやすいレンジフードです。
時が経つと立ち仕事が辛くなって来たり、仕事が忙しくなったり、家族が増えたりと、環境に変化が出て来るもの。そんな時、ビルトイン食洗器や掃除しやすいレンジフードは細かい片付けや掃除を減らしてくれて暮らしを快適にしてくれます。
国の2025年補助金ではビルトイン食洗器や掃除しやすいレンジフードが対象となる場合があるため、是非ご検討ください。
毎日使用するトイレのリフォームも補助金を活用できます。
対象となるのは節水型トイレで、使う度勝手に節水してくれる優れもの。
最近の節水トイレは汚れが付きにくい仕組みになっているものも多く、中にはフチレス・タンクレスですっきりと掃除がしやすいトイレも。
掃除しやすい機能のあるトイレは補助金額もアップするため、是非取り入れたいリフォームです。
節水トイレのリフォームは、断熱リフォームや断熱窓リフォーム、高断熱浴槽などのリフォームとあわせて行うことで対象となります。
特にトイレの環境を重点的に改善したい場合には、断熱窓リフォームを一緒に行うと、寒い日や暑い日も外気の温度変化の影響を軽減できて快適です。
お風呂同様、トイレも温度差ができやすくヒートショックが起こりやすい空間です。鍵をかけた空間で人知れず倒れてしまうということがないよう、あらかじめリフォームで対策しませんか?
家族の多いご家庭や、入浴時間がまばらになってしまうご家庭でありがちなのが、「お風呂が冷めてしまう」問題。
高断熱浴槽へのリフォームでは補助金が活用でき、お湯が冷めにくいお風呂へお得にリフォームすることができます。
追い炊きの回数が減れば、光熱費節約にもなり経済的ですね。
また、高断熱浴槽リフォームは節水トイレ同様、断熱リフォームや窓断熱リフォーム、節水トイレなどとあわせてリフォームすることで対象となります。
内窓リフォームも対象となるため、「結露が気になる」場合や「冬場のお風呂が寒い」場合には合わせてリフォームすると、リラックスタイムのストレスが軽減されます。
お風呂は1日の疲れを癒す、大切な時間です。
是非補助金活用でお得にリフォームして、ゆったりできる毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した水回りのリフォーム以外にも、2025年の国の補助金「子育てグリーン住宅支援事業」では「窓の断熱リフォーム」や「バリアフリーリフォーム」なども対象となります。
特に窓の断熱リフォームは外気の影響を受けにくくする効果や、結露を防いで住宅を長持ちさせる効果、防音性を高めて快適にする効果など幅広いメリットが期待できる人気のリフォームです。
以前の記事「【2025年度補助金】お得に住宅リフォーム」でも、2025年補助金を活用できる窓の断熱リフォームやバリアフリーリフォームについてご紹介しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。
さらに、東郊建設のあるあきる野市では、毎年初夏~夏頃あきる野商工会の住宅リフォームで使える補助金が発表されています。例年、住宅の修繕や住宅環境の維持・向上のリフォームなどが対象となっておりますのでこちらもご注目ください。
発表になりましたらまたご紹介いたします。
東郊建設でも国の補助金をはじめ、都やあきる野市の補助金を活用したリフォームを承っております。具体的なリフォームのご希望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。