今や深刻な社会問題になっている「空き家」。
2018年には過去最多の空き家率を叩き出し、日本にある住宅の7軒に1軒が空き家になっています。
東京都あきる野市にある工務店・東郊建設でも、空き家についてのご相談をいただく機会が増えています。
そこで今回は、「空き家の活用法や対処法」についてご紹介いたします。
空き家をどうするか悩んでいるという方は、参考にご一読いただければ幸いです。
空き家問題とは「使っていない住宅が多数放置されている」ことを指しますが、そもそも空き家はなぜ放置してはいけないのでしょうか。
空き家は使わないと劣化も早くなってしまい、放置することでたくさんのデメリットが生じます。
雑草が伸びたり、建物が劣化したりすることでの景観悪化。不衛生な状態が続き、悪臭や害虫・害獣発生の原因になることもあり、さらには老朽化で倒壊のおそれがある場合もあります。
放火・犯罪で利用されてしまうケースも考えられ、周辺地域の治安に大きく影響します。
このような周囲の生活へ悪影響を及ぼす可能性のある空き家と認められると、「特定空家」に指定され、固定資産税が6倍になることも……。特定空家に指定されないようにするためにも、空き家を放置せず活用する必要があるのです。
空き家の固定資産税が6倍! 特定空家とは
住宅価値は年々下がり、売却も賃貸も買い手・借り手の確保が難しくなってきてしまいます。
きちんと管理し、早めに活用法や対処法を決めることが、お得な空き家活用の最大のポイントです。
それでは空き家の活用法・対処法にはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
まず考えられるのは、空き家のビジネス活用です。
空き家を活用して収入を得ることができ、空き家を持っているだけでかかる維持管理費や固定資産税のデメリットを打ち消せるなどのメリットが考えられます。
近年ではリモートワークが普及したことで、コワーキングスペース(共有オフィス)やサテライトオフィス(拠点から離れた位置に設置するオフィス)、会議スペースなどとしても空き家が活用される事例があり、住宅の賃貸には向かない立地でも新たな活用法として注目されています。
空き家をビジネスで活用する場合には、土地や建物の相場を知ることや、賃貸の借り手を探すなど、個人では判断が難しい内容もあります。
東郊建設へご相談いただければ、土地・不動産の査定はもちろん、賃貸の準備や契約のサポート、必要であればリフォームのご提案までサポートいたします。
土地・不動産の査定は無料でお受けいたしますので、是非一度ご相談ください。
空き家をお持ちの方の中には、「元々実家だった土地に思い入れがあり、手放したくない」という方もいらっしゃいます。
そのような場合には、リフォームや建て替えをしてご自身や親せきの方の住宅として利用するという活用法も考えられます。
リフォーム・建て替えをすることで新築のような住み心地を手にいれ、特定空家に指定されるリスクもなくなります。
アトリエや道具置き場など趣味の空間のある家や、夢のガレージハウスなど、ライフスタイルに合わせた住宅にすることもできますので、休日にだけ使用するセカンドハウスとして活用するというのも素敵ですね。
特にあきる野市や青梅市、檜原村、奥多摩町といった東京西部の西多摩地域であれば、山や川など自然が豊かで、キャンプに釣り、ハイキング、サイクリングなどのアウトドアの拠点にはピッタリの地域です。
東郊建設では不動産の査定から、暮らしに沿ったリフォーム・建て替えのご提案まで、理想の暮らしづくりをサポートいたします。
空き家のリフォームをご検討の際は、お気軽にご相談ください。
空き家を活用することが難しいという場合には、売却するという対処法も。
売却することで、毎年かかり続ける維持管理の手間や固定資産税をなくし、売却して得たお金を生活費や趣味につかえるメリットがあります。
相続してから3年が経過する年の12月31日までであれば、要件を満たすことで「空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除」が受けられる可能性もあるため、譲渡された空き家の売却が選択肢にある場合は、できるだけ早く行動に移すことがおすすめです。
空き家の発生を抑制するための特例措置(空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除)
東郊建設では空き家の売却や賃貸を無料査定からサポート。空き家活用のためのリフォームはもちろん、建て替えにも対応しております。
さらに、不動産後見アドバイザーが在籍しているため、不動産相続のご相談も承っております。
お持ちの空き家活用・不動産相続のお悩みは、東郊建設へお気軽にご相談ください。
建て替えや土地売買のご相談も受け付けております。