脱炭素推進に向けた取り組みが進み、政府は「グリーン成長戦略」で今後ガソリン車の販売を事実上撤廃していく流れを表明しています。そんな中、次世代車として期待されているのが、電気の力で走る「電気自動車(EV)」です。
CO2などを排出しないため環境にやさしいのはもちろん、とても静かで走行安定性が高く、エンジンオイル交換なども不要でメンテナンス費が抑えられるなど、メリットも多い電気自動車。
普及を促すために補助金制度なども用意されているため、電気自動車への切り替えを検討されている方も少なくありません。しかし中には「充電のデメリットが課題となっている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は「太陽光発電と蓄電池を導入した、充電のできるガレージハウス」で解消できるかもしれません。
車好きの必須スペースと知られるガレージハウスですが、ご家族にも優しく、幅広い用途で使える多彩な一面もあり、電気自動車とも相性抜群なのです。
今回は、電気自動車の充電に関するデメリットを軽減し、電気自動車ライフを快適にする「ガレージハウス」をご紹介いたします。
電気を動力としている電気自動車は、充電が不可欠です。
近年は充電スタンドの設置も進み、2022年3月末で全国約2,000万スポット以上
と、下記のように様々な施設に設置されています。
ガソリンスタンドの数の6割以上まで増えたことで、以前は課題としてあげられていた「充電場所」問題が改善。目印となる案内標識「CHARGING POINT」が掲げられている場所も多く、電気自動車の充電場所を探しやすい環境への整備が進みつつあります。
しかし、充電がデメリットとされていた理由は他にも。それが「充電時間」です。
電気自動車の充電には二種類のタイプがあり、メーカーによっても変わりますが、高出力で短時間に充電できる急速充電器でも8割充電するのに30分程度、普通充電器なら数時間かかってしまいます。
外出先で充電の度に時間を持て余してしまうことになるため、充電時間の長さは電気自動車のデメリットとされているのです。
そんな充電時間のデメリットも「自宅で充電もできる太陽光発電と蓄電池搭載のガレージハウス」にすることで軽減できるかもしれません。
ガレージハウスがおすすめの1つ目の理由は「高効率な暮らし」です。
前述した通り充電に時間がかかってしまう電気自動車ですが、自宅で充電できれば、帰ってからの車を使わない時間帯や、寝ている間、充電スポットの営業時間外でも充電を行うことができます。また、順番待ちの心配もないため、時間を無駄にせず高効率な暮らしを実現できます。
二つ目は、「太陽光発電+蓄電池」の合わせ技でおトクに自宅で充電できることです。
サービスによっても異なりますが、有料充電スタンドの料金プランは月額費用が普通充電で500円~2,500円、急速充電で1,500円~5,000円程度、充電認証カードの入会金や登録料に1,500円程度かかります。
充電認証カードがなくても充電はできますが、時間ごとの料金になるため、さらに高い料金になってしまうことが多いようです。
太陽光発電と蓄電池を設置すれば、これらの月額料金や自宅の電気代を抑えることができるため、おトクに電気自動車を活用することができます。
「FIT制度で太陽光発電を導入したけど、買い取り期間が終わってしまった」という方は特に、買い取り金額よりも使用している電気代の方が高くなっていることが多いため、自宅で活用した方がおトクになるかもしれません。
是非、蓄電池のセット導入も検討してみてください。
太陽光発電と蓄電池をセットで導入することで、3つめのおすすめポイント「災害への強さ」も生まれます。
近年、甚大な被害を起こす自然災害が増えたことで停電するリスクも高まっています。
記憶に新しいのは、2019年の台風15号による千葉の大規模停電です。完全復旧するまで二週間以上もかかり、冷房が使えない中、熱中症で亡くなった方もいらっしゃいました。
太陽光発電と蓄電池が設置されていれば、日中に貯めた電力を夜間も使用することができ、停電していても冷房などをつけることができます。
さらに、電気自動車のバッテリーから家に電力を供給できるようになるため、電気自動車を「非常用電源」として活用することも。
2019年の台風15号の際には、実際に被災地に電気自動車が派遣され、スマホの充電をはじめ扇風機や冷蔵庫などの電力を供給して活躍しました。
ご高齢の方や小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではもちろん、一緒に避難所に移動しづらいペットのいるご家庭でも災害時の暑さ・寒さ対策は必須と言えます。あらかじめ扇風機やサーキュレーターなどの家電が使用できるように対策をして、万が一の時でも安心して過ごせるようにしておきましょう。
4つ目の理由は雨の日の安全性です。
多少の雨であれば降っていても充電できるように設計されていますが、濡れた手でプラグを抜き差ししたり、プラグや充電コネクターを濡らしたりしてしまうと漏電や感電を引き起こす可能性があり、注意が必要です。
ガレージハウスは屋根と壁で囲われているので雨を防ぎ、濡れることなく安全に充電ができます。最近では夏頃の豪雨や秋の大きな台風なども多くなっていますので、より安全に充電できるガレージハウスがおすすめです。
最後の理由はガレージハウスの多彩な便利さです。
ガレージハウスは充電スポット以外にも様々な場面で活躍するスペースで、ライフスタイルに合わせた活用ができます。
ガレージハウスの魅力は以前の記事でも多数紹介しております。特にアウトドア趣味の方や車を大切にされている方とは相性のいい住宅です。是非ご一読ください。
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これからは環境への負荷が少ない電気自動車の時代になると言われています。
充電時間の問題を軽減し、暮らしへのメリットも多い「自宅で充電できるガレージハウス」。是非一度ご検討ください。
東郊建設ではガレージハウスの注文住宅をはじめ、ライフスタイルに合わせたリフォームやリノベーションのご提案もいたしております。
また不動産の売却や土地活用でお悩みの方には、無料査定や土地の有効活用もサポートいたしますので、ガレージハウス、注文住宅、リフォーム&リノベーション、そして土地活用のご相談は、東郊建設へお気軽にご相談ください。