キッチンや浴室、トイレといった水回りは毎日使う場所のため、10年程度経つと「汚れが気になってきた」と感じる方も多くなってきます。
「少し古くてもまだ使えるから」と先延ばしにしがちなリフォームですが、水回りは家の中でも腐食や劣化を起こしやすい場所のため、早めのリフォームがおすすめです。
特に、家を建てた頃とライフステージが変わっている、これから変わっていくと感じている場合は、ライフステージに合わせた水回りのリフォームを行うことで、より毎日のストレス軽減が見込めます。
今回は「ライフステージに合わせた水回りのリフォーム」をご紹介いたします。
リフォームには国の補助金が使える場合もありますので、2024年の補助金活用と合わせて見ていきましょう。
現在は共働き家庭も増え、「忙しくて子供と会話する時間も中々取れない」というご家庭も少なくありません。
学校に行っている時間が増えていき、子どもが大きくなってくると忘れがちですが、幼少期より、『家や家族は「心の安全基地」』という考え方があります。
お子さまの一番身近で頼りやすい大人はご家族なのです。
少しずつ大人に近づいていくお子さまの心の拠り所になれるよう、水回りをリフォームして少しでも会話の時間がとれる環境づくりや、安心できる家づくりを行うリフォームがおすすめです。
まずおすすめしたいのが対面キッチンへのリフォームです。
リビングとの境目がなくなり部屋全体の解放感が増す対面キッチンでは、リビングにいるお子さまの様子を見やすく、声をかけやすいメリットがあります。
一言二言交わす言葉が増えれば、何かあった時にもより相談しやすくなるため、こういった小さな積み重ねを大切にしていきたいですよね。
また、見たいテレビ番組がある場合も、リビングのテレビを見ながら家事をすることができます。毎日の料理が楽しくなるのもおすすめの理由です。
対面キッチンリフォームは節湯水栓など規定のリフォームとあわせて行うことで、国の2024年補助金が適用でき、90,000円/戸の補助が受けられますので、是非この機会にご検討ください。
家事の中でも時間がかかる「掃除」は、最新機器にリフォームすると、近年の住宅設備の進化で各段に楽にすることができます。
まずはお風呂のリフォームです。
体の汚れを落とすお風呂では、毎日のお手入れがどうしても必要となりますが「水流でごみをまとめてくれる排水溝」や「汚れが溜まりにくいドア」などへリフォームすることで日々の掃除を楽にすることができます。
次にキッチンでは、「掃除しやすいレンジフード」や「ビルトイン食器洗い機」もおすすめです。
レンジフードの油とほこりによる頑固な汚れに悩まされた経験をお持ちの方も多いですよね。掃除しやすいレンジフードなら、お手入れのしやすい設計で掃除が大幅に楽になります。
掃除しやすいレンジフードやビルトイン食器洗い機の導入リフォームでは国の2024補助金も活用できますので、他のリフォームとあわせて行うとより快適なキッチンが実現できます。
最後に、トイレのリフォームです。
トイレは「黒ずみ汚れが気になる」「フチ裏の掃除がしにくい」と掃除面での不満が溜まりやすい場所です。
最新のトイレに交換するリフォームで、汚れにくく、掃除しやすい形状のトイレにすることができますので、是非ご検討ください。
こちらのトイレ交換リフォームも、節水型トイレなら国の2024年補助金対象となる場合があります。
「汚れが気になってきた」「掃除が億劫」という方は是非ご検討ください。
お子さまが独立する頃になると、「趣味を楽しむ時間ができた」「自分をもっと労わっていきたい」と自分の時間や価値観をもっと大切にされる方も増えてきますよね。
水回りの中でもお風呂は一日の疲れを落とす癒しの時間。
リラックス空間でリフレッシュできると、仕事や趣味にも打ち込みやすくなります。
温泉は肩湯や打たせ湯、腰ほぐし湯など、水の流れの刺激で体がほぐれるのが好きという方も多いですが、あの肩湯や打たせ湯、腰ほぐし湯がリフォームで家でも楽しめるようになります。
お風呂リフォームで、疲れた体をほぐし満たす、心地よいひとときをお過ごしください。
高断熱浴槽への交換リフォームは国の2024年補助金を活用できます。日々の癒しとなるリフォーム、ご検討の際は是非ご相談ください。
暮らす人数が変わった時、間取りのリフォームをされる方がいらっしゃる一方、意外と忘れがちなのが光熱費などの最適化です。
窓断熱リフォームや節湯リフォームはもちろん、エコキュートなどの高効率給湯器の入れ替えなどを行うことでより省エネかつ暮らす方にあった家づくりができます。
光熱費が浮いた分、趣味などに費用を回せるようになるのも嬉しいメリットですね。
特に窓の断熱リフォームは、お風呂や洗面所、トイレなど温度差のある部屋で起こりやすい「ヒートショック」の対策にもなり、日々の寒さを軽減できるためおすすめです。
補助金を活用できるケースもありますので、補助金活用をお考えの場合も是非一度お問い合わせください。
ずっと暮らし続ける家だからこそ、「これから」を考えたリフォームもおすすめです。
体の不自由が増えてきても安心して暮らせる家であるためには、「バリアフリーリフォーム」を事前にしてしまうのも一つの選択肢となります。
実は住宅での転倒事故は高齢になると骨折などに繋がりやすくなり、寝たきりの状態になってしまうことや、最悪の場合死亡の原因になることも少なくありません。
「令和元年人口動態統計(厚生労働省)」では、高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は交通事故による死亡者の3倍以上となっています。
中でもお風呂は水で滑りやすくなっていますので、気を付けなければならない場所の一つです。
段差の解消や、手すりの設置リフォームをすることで、つまずきにくく、より安全に入浴時間を楽しむことができます。
また、水回りではありませんが、廊下や居間は通る頻度が高く、転倒しやすい場所になりますので、合わせて廊下幅の拡張や衝撃緩畳の設置を行うこともおすすめです。
お風呂の手すり設置や段差解消は国が規定している断熱窓リフォームなどと同時に行うことで、補助金対象となるケースがあります。
歳を重ねると段々温度差に対応するのが難しくなって来ますので、是非合わせてご検討ください。
大切に作り上げた住宅であっても、歳を重ね、ライフステージが移り変わるとどうしても「こうならいいのに」という部分が出て来ます。
考え方や生活が変わるように、家もあわせてリフォームしていくことで快適になります。
メーカーの技術も年々上がり、使いやすくなった設備も増えていますので、是非水回りのリフォームをご検討ください。
また、東郊建設では、2024年度も国の補助金を活用したリフォームを承っております。
住宅に合わせたリフォームのご提案や補助金を活用したリフォームプランなど、お気軽にお問い合わせください。丁寧にご案内させていただきます。
2024年の国の補助金については、こちらの記事でも補助額や対象についてご紹介しておりますので、ご検討の際は是非合わせてご覧ください。
【2024年】補助金も使える!リフォームで暮らしのご提案