「エアコンをつけていても暑い・寒い」
夏や冬は外気温の影響で快適な温度を保つのが難しく、エアコンが効きづらいと感じている方もいらっしゃいますよね。
同時に、体感温度は変わっていないのに窓際は結露でびしょびしょに。カビや木材の傷みで困っているという声もよく耳にします。
実はその暑さや寒さ、結露の原因は「窓」かもしれません。
今回は、補助金も使えるお得な窓リフォームをご紹介いたします。
東京都では条件に合致すると窓リフォームに二種類の補助金が使えます。リフォーム補助金は大変人気な事業で予算に達し次第、終了となってしまいますので、早めに取り組み、是非お得なリフォームを実現していきましょう。
住宅の熱の出入りの約7割が窓やドアからと言われています。
折角エアコンで室温を調整しても、窓から外気の出入りがあり、効果を感じにくくなってしまうのです。
そこで注目されているのが「断熱窓」です。
北の寒い地域では高断熱住宅が一般的で窓も断熱仕様となっていますが、東京は比較的落ち着いた気候のため、住まいの高気密・高断熱化が進み始めたのは比較的最近のこと。
省エネ法で断熱の基準も設定されていますが、時代に合わせてより高い基準へと改定されており、昔に建てられた住宅ほど断熱化されていないケースが多く見られます。
断熱化されていない既存住宅も窓まわりのリフォームをすることで、熱の出入りを抑えて空調の最適化が見込めます。
快適な温度を保つ以外にも
など、多くのメリットがある断熱化。
住宅の暑さ・寒さ・結露にお悩みの方は、是非窓リフォームをご検討ください。
断熱窓リフォームは省エネにも優れている背景から、国や東京都からの補助金事業が実施されています。どれも予算に達し次第終了となってしまいますので、お早めにご相談いただくことがおすすめです。
国土交通省、経済産業省、環境省が行っている「住宅省エネ2024キャンペーン」の中でも、「先進的窓リノベ2024」「子育てエコホーム支援事業」に窓の断熱リフォームの補助金が用意されています。
先進的窓リノベ2024では、「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換」など、多くの種類の窓断熱化リフォームが対象となっており、最大200万円/戸の補助が受けられるため、環境に合わせたリフォームをしやすいのが特徴です。
| 補助金額 | 最大200万円/戸 設置する窓の性能とサイズ、住宅の建て方で補助金額が設定されております |
|---|---|
| 対象リフォーム | ガラス交換、内窓設置、外窓交換 |
| 交付申請の受付期間 | 2024年3月29日10:00～予算上限に達するまで |
| 工事着手期間 | 2023年11月2日以降に対象工事に着手したもの |
| その他 | 登録事業者による施工が必要です |
サイズや性能、住宅の建て方の指定があり、補助金額の計算や対象となる製品が複雑なので、ご相談いただければ該当の製品や補助金額などをご案内いたします。東郊建設も登録事業者となっておりますので、お気軽にご相談ください。
「子育てエコホーム支援事業」のリフォーム工事はすべての世帯で活用することができますが、特に「子育て世帯」・「若者夫婦世帯」は補助金額の上限引き上げがありますので、該当する方はこちらの補助金もおすすめです。
申請時点において、2005年4月2日以降※に出生した子を有する世帯。
申請時点において夫婦であり、いずれかが1983年4月2日以降に生まれた世帯。
| 補助金額 | 【すべての世帯】 最大20万円/戸 ・リフォームにより長期優良住宅の認定を受ける場合：30万円/戸 【子育て世帯または若者夫婦世帯】 最大30万円/戸 ・既存住宅を購入してリフォームを行う場合：60万円/戸 ・リフォームにより長期優良住宅の認定を受ける場合：45万円/戸 設置する窓の性能とサイズで補助金額が設定されております |
|---|---|
| 対象リフォーム | ガラス交換、内窓設置、外窓交換 |
| 交付申請の受付期間 | 2024年3月中下旬～予算上限に達するまで |
| 工事着手期間 | 2023年11月2日以降に対象工事に着手したもの |
| その他 | 登録事業者による施工が必要です |
こちらの補助金事業では、窓のリフォームとあわせて行うことで、「バリアフリー改修」「子育て対応改修」「防犯性向上改修」など様々なリフォームも対象となるため、昨年度も人気で期限前に予算上限に達してしまいました。
「【2024年】補助金も使える!リフォームで暮らしのご提案」でも窓リフォームと同時に行うことで対象となるリフォーム例をご紹介しておりますので、他のリフォームもあわせてご検討されている場合にはお早めにご相談ください。
東京都では「既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア・断熱材)」が2024年度も行われる予定です。
都内にある住宅が対象となり、先にご紹介している「国の補助金」のどちらかとの併用ができる※ため、東京都にお住まいの方は、こちらの補助金もあわせて活用することがおすすめです。
（※同じリフォーム工事で「先進的窓リノベ2024」「子育てエコホーム支援事業」の併用はできないため、どちらか一方との併用となります。）
2024年度の補助金事業については3月現在詳細が発表されていないため、ここでは昨年度の情報をベースに、公開されている情報をご紹介いたします。
| 補助金額 | 上限100万円/戸 材料費・工事費の1/3が補助されます。 |
|---|---|
| 対象リフォーム | 1つ以上の居室のすべての窓に高断熱窓を設置する工事 |
| 事前申込受付開始 | 2024年5月末頃開始予定 |
| その他 | 原則、設備設置の契約・施工は”事前申込受付後”が条件となりますが、受付停止期間（2024年4月1日～受付開始日まで）に契約締結、又は契約・工事完了された事業については、各助成要件への適合を前提に、令和6年度事業の助成対象となる予定です。 |
普段使うリビングの設計は窓が多い場合も多く、リフォームにまとまった費用が必要な場合も多いため、活用できる補助金を併用しながらお得に快適な空間を手に入れましょう。
「検討している窓リフォームは補助金対象になる？」「補助金を併用したいので提案してほしい」など、補助金を活用した窓リフォームのご相談は、国の補助金の登録事業者にもなっている東郊建設までご連絡ください。
住宅の室温は、健康にも結びつく大事な要素と言われています。
特に夏の熱中症や冬の低体温症は住宅で起こりやすく、熱中症では緊急搬送された約40%、低体温症では約70%が屋内で発症しており、どちらも命に関わるリスクがあります。
年齢を重ねると段々と寒暖差への対応が難しくなってきますので、できるだけ早いうちに断熱化に取り組み、ずっと住み続けられる家づくりを進めていくことがおすすめです。
東郊建設では、2024年度も国や東京都の補助金を活用したリフォームを承っております。
住宅に合わせたリフォームのご提案や補助金を活用したリフォームプランなど、お気軽にお問い合わせください。
是非この機会に、補助金を活用したお得なリフォームをご検討ください。
※今回ご紹介した補助金事業は2024年3月時点の情報です。
