毎日使用する必要不可欠なトイレ。
「古くなってきた」「黒ずみが目立ち、掃除の効果が続かない」などと感じたら、リフォームの時期かもしれません。
最新のトイレは節水や掃除のしやすさなどが進化しており、リフォームでトイレ本体を交換することで時間やコストをお得にできるメリットがあります。
時期によってはこうした最新トイレへのリフォームに補助金も活用できますので、故障して突然使えなくなる前に計画的にリフォームを進めることがおすすめです。
今回はリフォームで取り入れたい最新トイレの性能や、2024年度に活用できる補助金をご紹介いたします。
一見同じ形状に見えるトイレも、実は年々進化を続けています。
少ない洗浄水量でも洗い流す力が強くなるよう設計されており、汚れはつきにくいのに節水効果の高いトイレが増えているのです。
節水率は元々使用していたトイレの種類にもよりますが、2001年までに発売されていた大13Lトイレから節水トイレにリフォームすると、約60%も節水できると算出されています。
毎日使う度勝手に節水してくれるため、一年間で節水できる量は浴槽で換算すると、なんと約258杯。
もちろんランニングコストを大幅に抑えることにもつながり、超節水ECO5なら8L便器に比べ、年間約6,100円、超節水ECO6なら年間約4,300円も水道代がお得になります。
お財布にやさしい状態が継続するのも、トイレリフォームの嬉しいポイントですね。
トイレの進化は節水以外にも。
トイレは長年使っているうちに段々と汚れが落ちにくくなり、こまめに掃除していてもふち裏が清潔に保てない、湿気でカビが生えてしまうなど掃除でお悩みの方も多い部分です。
少し後回しにしただけでも黒ずみが落ちなくなってしまい、頑固な汚れを落とすのに苦労する……そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最新のトイレはふち裏掃除がまるごとなくなる「ふちレス仕様」や継ぎ目をなくして汚れが隙間に入り込みにくい仕様など、掃除の手間が軽減できるようにシンプルな形状になっています。
雑菌が繁殖しやすい内部の見えない部分までしっかり除菌できるタイプのトイレもあり、ブラシの届かない内側もきれいな状態が長持ち。嫌な臭いの発生を抑えてくれます。
中には便器を浮かせることで、床の掃除までしやすくなるトイレも。
これまでは床面が複雑で雑巾がけ必須だった部分が、お掃除モップでかがまずに掃除できるようになるため、掃除での身体への負担も軽減されます。
家事の手間が負担になっている方には是非おすすめしたいリフォームです。
使いやすくなるよう進化を続ける最新トイレですが、種類によっては冒頭でご紹介したように補助金が活用できる場合もあります。
2024年度は国でも環境面に配慮した住宅へのリフォームなどに補助金が出ており、トイレで使える補助金制度も用意されています。さらに、市町村や自治体でも補助金が用意されている場合も。リフォーム内容に合う補助金を活用しながら、お得に最新トイレへリフォームしていきましょう。
国では「子育てエコホーム支援事業」という事業でリフォームに使える補助金が用意されています。
事業名に「子育て」とついてはいますが、リフォーム部門での世帯要件はなく、どのご家庭でもご活用いただける補助金で、長期優良住宅の認定を受ける場合や子育て世帯・若者夫婦世帯が活用する際には補助金額上限の引き上げもあるため、是非ご活用いただきたい補助金事業です。
子育て世帯 若者夫婦世帯 |
・既存住宅を購入してリフォームを行う場合:上限60万円 ・長期優良住宅の認定を受ける場合:45万円 ・上記以外のリフォームを行う場合:30万円 |
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その他の世帯 | ・長期優良住宅の認定を受ける場合:30万円 ・上記以外のリフォームを行う場合:20万円 |
トイレのリフォームでは主に「節水型トイレ」が対象となります。その中でも「掃除しやすい機能を有するトイレ」は補助額も加算されるため、この機会に是非リフォームで取り入れたい機能です。
節水型トイレ | 20,000円/台 |
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節水型+掃除しやすい機能を有するトイレ | 22,000円/台 |
トイレのリフォーム以外にも、窓、外壁、屋根などの断熱改修や高効率給湯器の設置など、さまざまなリフォームが対象になる補助金制度です。
トイレ以外の対象リフォームについては「【2024年】補助金も使える!リフォームで暮らしのご提案」でもお部屋の用途別にリフォーム例をご紹介しておりますので、是非ご覧ください。
こちらの補助金は「登録事業者」によるリフォームが条件になっています。
東郊建設では登録事業者となっているため、トイレリフォームをご検討の際は是非お気軽にご相談ください。
住宅リフォームの補助金は、市区町村など自治体から出ている場合もあります。
東郊建設があるあきる野市では、あきる野商工会から例年5月~7月頃にリフォームで活用できる補助金が発表されることが多いです。
補助金を活用できるリフォーム用途は前年から変更される場合もありますが、トイレのリフォームが対象となる場合もあります。
人気の補助金事業は予算に達し次第終了となってしまいますので、お早めにご相談ください。
長年住んでいれば、家を建てる際には想像していなかった問題も出てくるものです。
トイレは便器以外に床材や壁紙、棚などをリフォームすることも使い勝手のアップにつながります。
特にトイレの便器自体を交換する場合、便器がスマートになっているため、壁紙や床材にこれまでの便器の設置跡が残ってしまうことも多く、同時の交換がおすすめです。
長く住み続ける住宅ですから、今後の暮らしも考えながらリフォームしていきましょう。
東郊建設では、2024年度も国やあきる野商工会の補助金を活用したリフォームを承っております。
住宅に合わせたリフォームのご提案や補助金を活用したリフォームプランなど、お気軽にお問い合わせください。丁寧にご案内させていただきます。