趣味に熱中できる部屋がほしい、リビングは思い切りおしゃれにしたい、自分の身長に合ったキッチンにしたいなど、マイホームには多くの理想がありますよね。 注文住宅ならオーダーメイドで間取りから思い通りにできるので、それらの理想を詰め込んだ家づくりが可能です。
しかし、図面を見ながら進める間取りづくりは完成イメージをもつことが難しく、家具を入れて住んでみてから「失敗したな…」と感じる方も少なくないようです。
注文住宅の間取りづくりでそのような失敗をしないコツは「先人の後悔から注意点を学ぶ」ことにあります。
そこで今回は、「注文住宅を建てるのは初めてだから自分で考えた家が失敗しないか不安」という方に是非知っておいて頂きたい注文住宅の間取りづくりに関するコツを、実際にあった失敗談を通してご紹介します。
注文住宅の間取りを考える際に「音を考慮していなかった」という失敗がよくあります。
音に関する失敗談には、「子供部屋の真下にあたる位置にテレビを置く配置にしてしまったため、子供が遊ぶ音が響いて落ち着いてテレビを楽しめなくなってしまった」、「洗濯物や食器洗浄機の音がうるさくて、子供が勉強に集中できない」
「道路に面して寝室を作ってしまい、車の音でぐっすり眠れず後悔した」、「子供が小学生になって楽器を習い始めたが、家では練習できない」などの具体例が挙げられます。
図面では可視化されない音の問題はつい忘れられがちですが、実際生活した際に音の発生源となるものをリストアップして、それらと隣接する部屋の用途はについてしっかり考えましょう。
特にお子様のいらっしゃるご家庭では、学年が上がるにつれて習い事を始めることもあるかと思います。男女共に、人気の習い事ランキング、おすすめの習い事ランキング上位には「音楽教室」や「ピアノ」が入っていることが多く、「始めてみたものの、練習できる部屋がない…」という声がよく聞かれます。
まだお子様が小さい場合、そこまで想像するのは難しいかもしれませんが、足音などの騒音も和らげてくれるので、成長に合わせてのびのびとお子様がすごせるように、選択肢の1つとして防音対策をするというのもおすすめです。
注文住宅にかかる価格を抑えるため、初期費用から削りがちなのが車庫や駐車場などです。
注文住宅を作る際、お家にばかり気を取られてしまい、車周りはおざなりにした結果、「あの時こうしておけば…」と後悔することが多いのです。
「トランクを使うことを考慮していなかったので、荷物を積む時一々車を動かさなきゃいけないのが面倒臭い」、「車が道を塞いでしまい、通行人などの邪魔になる」、「子供が自転車に乗るようになることを想定していなかったから置くスペースがない」
「客用の駐車スペースがなくて、失敗したと思った」、「カーポートなどを後回しにしたら、家のデザインに合うおしゃれなものが見つからず、見た目がちぐはぐになってしまったため後悔した」などの失敗をしないためには、実際に自分たちが車を利用する場面、将来的に必要になる可能性のある車や自転車の台数、さらに来客があった際のことも考えて車周りの間取りを考える必要があります。
また、「これから注文住宅を建てるのに、駐車場スペースが足りなそう…」という方には「ガレージハウス」もおすすめです。
住居と駐車スペースが一体となったガレージハウスなら、家から離れた駐車場を借りなくても車を停めることができ、買い物などにもとても便利です。
ガレージハウスについては以前にも紹介しているので、詳しくは下記URLをご覧下さい。
ガレージハウスで愛車とともに暮らす | ガレージハウス・リフォーム・注文住宅の東郊建設 [昭島/福生/あきる野]
注文住宅をご希望の方の多くがおしゃれな住まいに憧れを抱いています。
でも住宅は住むためのものですから、おしゃれなだけでなく、快適に暮らすことも念頭に置いて間取りづくりをしなければなりません。おしゃれであることを重視しすぎると、空調が効きづらくなって後悔してしまうこともあります。
「エアコンだけだと足元まで温まりづらい」、「エアコンの位置が悪くて部屋が涼しくならない」というように、小さいお子様やペットが家族におられる場合はエアコンだけでなく床暖房が必要となるかもしれませんし、部屋の形状によってエアコンの位置を考えて間取りを考える必要もあります。
また、「お風呂と脱衣所、部屋と廊下など、温度差が大きくなってしまった」というのも空調に関する大きな失敗談の1つです。
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こるヒートショックの原因になりかねないので、ご家族にご高齢の方がいらっしゃる場合はやはり空調の配慮が必要です。
暮らしを快適なものにするのに欠かせないのが空調ですが、これもまた間取りの図面では感じることができませんので十分注意しましょう。
暮らしを快適にするには動線を考えて間取りをつくることも大切です。動線の失敗は、今後の生活でストレスを生み続ける原因になりかねません。
「洗濯物の干場、洗濯機、クローゼットがそれぞれ離れていて、重い衣服を持ち運ぶのが大変」、「広いキッチンにしたものの、コンセントの数と配置に失敗して家電が思うように置けず、調理もスムーズに行えない」
「マンション住まいの経験からトイレを1つにしたが、やっぱり2階にも作ればよかった」、「部屋を大きくするために廊下を減らしたが、トイレやお風呂に行くためにリビングを通らなければならず、来客時に自由に使えないのが困る」など、動線に関する失敗談は意外と多いです。
多くの時間を過ごす場所をより快適にするためにも、毎日行う家事を少しでも楽にするためにも、間取りを考える際は普段の何気ない当たり前の生活を想像して動線をイメージすることを忘れないようにして下さい。
いかがでしたか?
今回は注文住宅の間取りで失敗しないため、先人たちの失敗談をご紹介しました。是非参考にして、後悔しない注文住宅づくりをしていきましょう。
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